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履歴書の書き方の例

履歴書の職歴欄の書き方の例を紹介します。

◎基本的な書き方の例

                 職歴

平成3 4  ○○電気株式会社 入社(半導体製造メーカー・従業員500名)
          総務部 総務課勤務
          一般職の採用活動、新入社員研修の企画と管理、
          勤怠管理を担当。研修マニュアルの制作も経験。
平成9 5  一身上の都合により退職
平成9 6  株式会社○○○ラーニング 入社
          企業向けの社員研修の企画補助と営業を担当。
平成19 3  一身上の都合により退職
          現在、社会保険労務士試験受験のため勉強中。
                                    以上
◎ポイント
・「学歴・職歴」と分かれていない履歴書の書式の場合は、学歴記入後一行空けて、中央に『職歴』と記入、次の行から業務履歴を書き始める。
・社名は(株)など省略せずに「株式会社」と正確に書きます。
・退職した理由については職歴欄では詳しくは触れないが一般的です。「一身上の都合により退職」など一行程度で簡潔に書き、退職理由の欄や職務経歴書で具体的に書きます。
・職歴を全部書いたら行し、右側に「以上」で締める。

履歴書の志望動機の例文です。こだわりを持って仕事に取り組んで来て、その上でキャリアアップを考えている例です。業界や業種、商品やサービスなど仕事へのこだわりを動機するのも1つの書き方です。

【履歴書の志望動機の例文】

■良い例文
『私は、何回か転職をしましたが一貫して生命保険の営業という仕事にこだわりを持ってキャリアアップして来ました。この業務に携わっていると自分が一番生き生きとするからです。また、ファイナンシャルプラナーの資格を取得するなど業務関連知識も身に付けて来ました。そして、世界の最高峰である御社を最後の職場として志望しました。』

■悪い例文
『いくつかの転職で養った人当りの良さを武器に、世界の最高峰の生命保険会社である御社で働き、この道を極めたいと思います。自分も生命保険の営業のトップを目指し頑張りたいと思います。』

志望動機の良い例文では仕事にこだわりを持っている点が文章から感じられ評価できます。また、業務の関連知識も自ら積極的に身に付け、その道のプロを目指して躍進する様子が感じられます。それに対して悪い例文は、人当たりの良さではスキルとしてはインパクトが弱いですし、トップクラスの会社で働きたいだけでは志望動機として企業の採用担当者の心を動かすことはできないでしょう。 自分のこだわりを持ち仕事に取り組んで来た方は、そのことを裏づけとともに具体的に表現します。

※ここで取り上げた志望動機の例文はあくまで例です。実際に履歴書に記入する際には自分の文章を書きましょう。
履歴書の志望動機の例文を1つ紹介します。ただ「全力で頑張りたい!」という精神論的な書き方では、やる気が伝わりません。過去に「どんな出来事があり」「どうして転職する気持ちになったのか?」ということを具体的に書くことで、仕事に対する前向きな気持ちを表すことも出来ます。営業職を志望動機の例文です。

【履歴書の志望動機の例】
■良い例文

『前職の営業業務において自社で扱っていない製品の顧客要望があり、個人的に調達しトータルコーディネイトし顧客に納品したところ大変喜ばれました。それを機に顧客の抱える問題を解決する営業スタイルに興味を持つようになりました。御社はOA機器全般を扱っておられ、顧客ごとの要求に最適な商品を提案できると考え応募しました。』

■悪い例文

『御社はトータル的な営業ができるとお聞きしました。顧客と色々な面で関わりの持てる営業は私の一番やりたいスタイルです。貴社で仕事の幅を広げ全力で頑張りたいと思います。』

良い例文は、「どうして応募先企業を志望したのか」がエピソードを交え具体的に書かれています。悪い例文は具体的な内容がないので自己アピールに欠けます。

※例文はあくまで見本です。個人の環境や状況は各人異なります。実際に履歴書の志望動機を書く場合は、自分のことを自分の文章を書くようにしましょう。
履歴書の本人希望欄の書き方の例です。

■例

『希望勤務地:特になし(遠方であれば転居も考慮します。)』

※勤務地がどこでも構わないという場合です。志望した会社へ入社したいという熱意も表現できます。悪い例としては、希望勤務地の欄に「転勤や長期出張はできません」と理由も明記せずに書くことです。「できない」という言葉がマイナスイメージを与えてしまいます。もし勤務地にどうしても応じられない理由がある場合でも、履歴書では触れずに面接で話すか、転勤の可能性の高い企業を選ばないことです。

■例

『希望勤務地:北海道(実家が札幌にありUターン就職を希望)』

※UターンやIターンで地方への転職を求める場合は、その旨を明記します。この欄の書き方として、一般的に「希望勤務地:川越支店」のように自分からは勤務地の指定はしません。どうしても必要な場合は、「首都圏内を希望」「希望配属制度があれば川越支店を希望します」などの表現にします。

■例

希望給料:年収600万円以上を希望。(前職退職時は約550万円でした)

※一般的に希望給料額は明記しません。しかし、外資系企業などで明記が必要なケースでは、希望金額の根拠となるようなことを併記し、希望額を書くようにします。

他の例では、
「老親とふたり暮しのため、首都圏通勤圏内の勤務地を希望します」
「業務を最優先いたしますが、○○の事情で、可能であれば毎週木曜日は定時での退社を希望します。」など、採用側が納得する理由を併記して希望条件を書きます。

前回の記事で書きましたが、一般的には「希望職種」以外は、「この条件が満たされない場合は採用に応じられない」という条件のみ書きます。基本的に希望条件は書類選考後の面接で話をするようにします。
履歴書の学歴欄の書き方の例です。

■一般的な学歴欄の記入例

                  学歴

平成X年 X月   東京都港区立○×小学校 卒業
平成X年 X月   東京都港区立○×中学校 卒業
平成X年 X月   東京都立○×高等学校 入学
平成X年 X月   東京都立○×高等学校 卒業
平成X年 X月〜平成X年 X月 交換留学生となる
               アメリカ合衆国XXX州立XXXハイスクール10学年
平成X年 X月   日本○○大学 経済学部 経営学科 入学
平成X年 X月   日本○○大学 経済学部 経営学科 卒業
              卒業論文「IT化と日本経済の動向」
(解説)
学校名は略さずに正確に記入します。小中は卒業情報のみでもOKです。留学経験などがある場合は時期、期間、国名、学校名なども記入します。


■社会人経験の長い場合の職歴を中心とした書き方の例

                  最終学歴
平成X年 X月   日本○○大学 経済学部 経営学科 卒業
               卒業論文「経済発展と情報メディア進化の関係」

(解説)
職歴の豊富な方は学歴は最終学歴のみ記入でもOKです。そういった履歴書の書式を選択しましょう。
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